週末、ダーツばかりしていました。色々と対戦もさせて頂いたのですが、リリース時に手が出ないという人がいました。
リリース時に、途中で手が止まっちゃう現象です。
これ幾つか原因があるとは思うのですが、その人に”ある”アドバイスをしてそれがなくなったので、備忘録的に書いて見ようと思います。
”ある”アドバイスとは、フライトとシャフトの色を”黒”にしてみてという簡単なアドバイスでした。その人の場合、手が出ない原因は、リリースする瞬間に「あ…この方向じゃない！」と身体が、その違和感に反応してしまってるだけだと思いました。
途中までリリースできるってことは、イップスじゃないと思います。ただリリースしている途中で、気づいちゃうんでしょうね、その違和感に。元々フライトとシャフトを”白”にしていたので、余計に自分のダーツの軌道が見えやすいのではないかと思います。
これを”黒”に変更するだけで、ダーツの軌道を敢えて見づらくしてみるという工夫ですね。手が目の前で動いているだけという状態にしてもらいました。また狙う意識を、少し弱めてもらって、リリース時の気持ちよさというものに集中してもらいました。
そしたら、不思議と手が出るようになってきたんですよね。ダーツを長年やってた人なので、良い時の自分のリリースの方向を身体が覚えてしまってるんだと思います。その良いリリースと、今のリリースの違和感を身体が感じ取って、「あ、違う！」という違和感から、手が出なくなってしまったんだと思います。もしリリース時に手が出ないという方がいれば、それはある意味、身体が敏感に反応できている状態なので、身体の調子は良いと考えても良いのではないかと思います。
調子が良いと前向きに考えた上で、気持よくリリースできる状態にだけ意識を集中して投げる練習をしてみたら良いかもしれません。
よかったら参考にしてみて下さい。
