Michael van gerwen(マイケル・ヴァン・ガーウェン)、以下Gerwen(ガーウェン)のリリースを見てみると、一つ気づいたことがありました。最近このGIFばかりみて研究しています。
手首がかえってくるのが、思っている以上に遅いというところです。Gerwen(ガーウェン)のリリースを見ていると、リリース終わりに、パタンと手首がかえってくるだけで意図的に手首をかえしているようなアクションに見えません。手首がギリギリまで、かえさない状態で残っているためダーツの”矢角”を保ったままリリースができるのではないかと思います。ただ手首をここまで残すには、肘及び肩を連動して動かしていく必要があります。また手首をかえさない状態で手を伸ばしていくと、肘を痛めやすいので、こういったスローをしていくためには、肩周りの柔軟性が必要でしょうね。肩こりがヒドイ自分にできるかどうか不明ですが、チャレンジする価値はあるかと思います。
遠目で見ると余計にわかりやすいかもしれません。この手首の使い方、それに伴う肘と肩の連動の仕方、またそういった可動域を確保するためにも、セットアップ時の首の使い方等、諸々が連動して、Gerwen(ガーウェン)のようなスローができるのではないかと思います。(参照:[ダーツ]肩と肩甲骨をフリーにする。)なんでこういったスローができるのか、理解できるまで、映像を見続けてみたいと思います。
ちなみに同様に手首を強烈にかえす印象があるAdrian lewis(エイドリアン・ルーウィス)ですが、彼も手首がかえるのは最後の最後で、リリース終わりまで手首がかえることがありません。
矢に逆回転がかかるほど、矢が浮き上がる二人のプライヤーですが、それを可能にしているのは手首のこの動きかもしれないです。またわかったことがあれば書いてみようと思います。