今日は最近のバレル事情について感じることを話していこうかな、なんて思っています。
ここ数年でバレル性能の住み分けが進んできているなと感じています。その中で際立って進化しているのは擦って飛ばす種類のダーツです。
この擦って飛ばすという感覚は、既にご存じの方も多いのではないかと思います。
投げ方の種類
一応投げ方の種類について、説明していきます。人によって言い方とか分類の仕方が色々あると思うのですが、個人的に大きく3パターンが存在していると思っています。
- 押して投げる
- 抜いて投げる
- 擦って投げる
この3パターンがダーツの投げ方にはあるのかなと思っています。
押して投げるダーツというのは、ソフトダーツで多く取り入れられてる投げ方です。実は、押し投げがしやすいダーツというのも多く発売されています。
最近レビューしたダーツでいえばGonzalez Type2(ゴンザレス2) 西哲平モデルは、押し投げに向いているなと思います。
≫[ダーツレビュー]Gonzalez Type2(ゴンザレス2) 西哲平モデル
また抜いて投げるダーツとしては、メジャーなのはストレートバレルです。主に、ハードダーツとかで取り入れられている投げ方です。抜いて投げると、裏抜きというハード向けの飛び方が実現しやすくスタッキングという技術を行いやすいので重宝されています。
ストレートバレルについては、ダーツの上達には、ストレートバレルを勧めたい!という記事があるのでそちらで詳しく書いています。
擦って飛ばす技術
そして今回取り上げた擦って投げるという技術です。ダーツの側面を、人差し指で擦って飛ばす技術です。
最近観た動画の中では、PERFECT(パーフェクト)で活躍する福井和希(ふくいかずき)選手の投げ方が、めちゃくちゃ綺麗にバレルを擦って投げています。
この投げ方ができると、綺麗に手首が返って手を伸ばそうとか手首を返そうとかしなくても、自然にキレイな手の形でリリースすることができます。
擦って飛ばすのは簡単
擦って飛ばすにはどうしたら良いでしょうか。これについてもう悩まなくてもいい時代が来てしまいました。
冒頭でこの擦って飛ばす種類のダーツが進化していると書きましたが、技術を身につけなくても擦って飛ばす用のダーツが色々と発売されてきています。
岩田夏海(いわたなつみ)選手なんか、めちゃくちゃ綺麗にバレルを擦って投げます。飛びも鋭いですし、リリースも綺麗です。
もちろん技術が素晴らしいのもありますが、バレル自体がそれを上手く補助してくれています。
同じくCOSMO DARTS(コスモダーツ)から発売されたCOSMO DARTS(コスモダーツ) GRAHAM(グラハム) 西本侑史選手モデルも擦って飛ばす技術が使いやすいダーツだと思いました。
この二つを綺麗に投げようと思ったら、擦って投げるのが一番大切ではないかと思います。こういう擦って飛ばすのに向いているダーツを投げたことがない人はぜひ試してみて下さい。
擦って飛ばすダーツがトレンド
日本でダーツの技術がこれほど進化して、また広まっていることは未だかつて無かったのではないでしょうか。これからは、擦って飛ばすダーツを投げる人が増えてくるのかなと思います。
キングスジャパンなんかは、この擦って飛ばすダーツの開発がめちゃくちゃ上手です。
まだメジャーなメーカーとなってはいませんが、これから擦って飛ばす技術が浸透していけば、今以上に人気バレルメーカーになっていくのではないかと思います。
太いバレルや重いバレルというカテゴリは既に存在していますが、これからは擦りやすいというカテゴリも新しく生まれてくるのかなと感じています。
おわりに
今までは、人側の技術を上げていかなければ中々上手くダーツを飛ばすことはできませんでした。ただ既に道具側がかなり進化しており、上手く投げる補助をしてくれる時代になっています。
今回3種類の投げ方を紹介させて頂きましたが、投げ方にあったバレルを選んでいく必要があるのかなと思います。
一昔前に押し投げが主流になり、次に抜き投げが一般的になってきました。この次は、擦って投げるという技術もまた広く浸透していくのかなと思います。またこのブログでも擦って投げる技術について、詳しく書いてみようかなと思います。
よかったら参考にしてみて下さい。
参考記事
こすって投げやすいダーツについてオススメをまとめてみました。