[ダーツ]上手くなるには、TRY&ERRORを繰り返そう。

昨日ふと時間があったので、自分がどうやってダーツが上手くなってきたのか振り返ってみました。

初級時代に取り組んだこと

ダーツ初心者、Cフライトレベルのときにやったことです。

ひたすら投げる

ひたすら投げてましたね。当時は漫画喫茶で投げ放題とかもなかったですから、ダーツショップやダーツバー、あと家練等で、かなり投げていました。BULLに入るのも、たまにといった状況でしたが、投げることがとにかく楽しく、寝る間も惜しんで投げていましたね。少なからずダーツが上達した人は、この”ひたすら投げる”という時期を過ごしているのではないかと思います。1日8時間とか余裕で投げてましたね。長時間投げていると、身体がどこか痛み出してくるんですよね。そういった時に、”どう投げたら痛くならないだろうか”といったことも考えることができました。

上手い人の話を聞く

上手い人に積極的に話掛けていました。また上手い人と、自分の違いは何だろうということも意識していましたね。ダーツショップやダーツバーに行けば、上手い人は、自分より山程いる状況だったので、色々な話を聞いて、自分にない気づきを一日一つは持って帰ろうとしていました。ただ気をつけなければならないのは、あくまで”その人の理論”なので、必ずしも正解とは限りません。事実、上手い人でも真反対のことを言ってたりも、結構ありました。色んな意見を聞いた上で、色々試してみて、自分に合ったものを取り入れることが重要なのかなと思います。

色んな道具を試す

初めて買ったダーツは、[Unicorn John low18g]なんですよね。

Unicorn John low

このダーツを買ってから、初期セッティング以外に色々試していました。ティップ、シャフト、フライトを変えたりと、”自分が気持よく投げれるセッティングは何だろう”ということを色々試せた期間ではなかったかと思います。この時にベストだと思ったセッティングは、今でも自分の中の”黄金比率”として活きていますね。

試合動画を見る

上手い人の話を聞くと近しいですが、イメージトレーニングの一貫として、動画は良くみましたね。またなぜトッププレイヤーは、安定感のあるダーツができて、それをいつも再現できているのか、色々ノートに書いたりして勉强していました。

当時よく見ていたトッププレイヤーは、谷内太郎(やちたろう)選手です。

ダーツ 4スタンス B1 谷内太郎 やちたろう

[ダーツ]4スタンス理論B1のプレイヤーをまとめてみた。
B1タイプのダーツプレイヤーについて、調べてもわからなかったので、自分なりにまとめてみました。 ぼくは、B2タイプなんですが、同じBタ...

※谷内選手について書いた記事はこちらにもあるのでよかったら見て下さい。

綺麗なフォームで、大きな身体を上手く連動させて投げるリズムが、とても参考になりました。今でこそ4スタンス理論等がありますが、当時はそういった理論もなかったので、ひたすら好きなプレイヤーのフォームも真似てしましたね。個人的には、4スタンス理論も参考になりますが、”あの人のように上手く投げたい”という気持ちやイメージの方が、ダーツ上達に役立つのではないかと思っています。

ダーツ=難しいと思わない

これはとても大事なマインドです。ダーツを初めてから、今までダーツが難しいと思ったことがないんですよね。寧ろ思わないようにしていると言った方が、正しいかもしれませんが、”狙ったところに投げるだけ”といつも思いながら、ダーツをしています。ダーツに限らず、他のスポーツでも、勉強でも難しいと思った時点で、今までできたことが急にできなくなる経験をしたことはありますか?ぼくはあります。ぼくはダーツをするまで、他のスポーツをずっとしていて、”常にできると思え”と教えられてきたので、その考えをダーツにも活かしていました。

中級時代に取り組んだこと

少しダーツが投げれるようになってきた、Bフライトレベルに取組んだことです。

アレンジを覚える

中級時代になって、ダーツが狙ったところに徐々に刺さるようになってきました。ダーツを楽しむために、必ず取り組んで欲しいことが、”アレンジを覚える”ということです。アレンジを覚えると、ダーツ上級者に一気に近づきますよ。またダーツについて色んな話しができるようになり、トッププロの攻め方、一つ取っても、今までわかってなかったことがわかってくるようになります。アレンジは、上級者になってから覚える人もいますが、早い段階で覚えていて損はないので、中級時代で既に取組んだ方がよいかと思います。

試合に出る

試合に出てみたのもこの頃ですね。ハウストーナメントや、地域大会等、時間の許す限り出れる大会は、全部出ていました。試合になると、練習とは違った緊張感が出てきます。この緊張感を味わうことがとても大事です。また場合によっては、その緊張感の中、良いダーツができることもあります。そういった成功体験を積んでいくことで、よりダーツにのめり込んでいくようになりました。練習でできていたことが、なぜ試合でできないのか。自分のフォームを見直すきっかけにもなりましたね。

リーグに登録する

ハウストーナメントや、地域大会は、毎週あるわけではないので、できればリーグに登録してみましょう。知り合いがいなくても、ダーツショップやダーツバーで、リーグに入りたいことを相談すれば、チームを紹介してくれたりします。チーム戦は、また近いと違った緊張感があります。また毎週試合に参加しておれば、自分調子が良い、悪い、色々な経験を積むことができるので、その経験から、学ぶことも多数あります。ぼくはこのリーグ戦に取り組むことになって、より”チームメンバーに迷惑をかけれない、だから上手くなりたい”と思うようになり、それで色々考えるようになりましたね。

上級時代に取り組んだこと

カウントアップ1000点をクリアしたり、AWARDが色々出るようになったりと、Aフライトレベルになった時に取組んだことです。

ダーツの飛びを確認

安定したダーツを打てるためには、やはり安定した飛びを再現する必要があると考えました。なので、練習時も、ダーツの飛びについて意識することが増えてきました。”気持よく飛ぶ”という中で、ターゲットに投げきるということをしていましたね。自分のダーツの飛びをイメージできると、調子が良い時、悪い時の原因もわかりやすくなり、日を跨いでもいいダーツが出来ることが増えてきましたね。
https://9darts.black/2015/10/10/darts-spin/

※ぼくは調子が良いと左回転がダーツにかかります。こちらの記事もよかったら見て下さい。

無理やりではなく、”気持よく狙ったところに入る”という感覚がわかれば、飛躍的にダーツは上達するのではないかと思います。

ミスを減らす

試合に出ると、”ミスを減らす”ことがいかに重要かわかってきました。”入れる”っていうのは、あくまで当たり前の状態で、ミスをするから負けるんですよね。特に、クリケットの場合、トリプルを狙った時に、それが外れて、シングルに入るのか、他のナンバーに入るのかで、全く変わってきます。なので自分の中で、縦ラインを意識して、投げるようになってきました。それにより、最小限のミスで留める工夫を生まれて来たのではないかと思います。

緊張感を作り出す

こちらも試合に出ると、練習とは違った緊張感が出てくることに気付きました。なので、練習時点から、敢えて自分に緊張感を与えて、弱いメンタルに負けないダーツをするようにしました。練習対戦であっても、自分にとって困難な場面を敢えて想像して、不利な状況の中で、ベストなパフォーマンスができるように、意識し始めたのは、この頃からですね。面白いもので、こういうことをしても、やっぱり試合だと緊張しちゃうんですけどね。但し、普段からやってないと、もっと緊張すると思うので、この練習は今後も続けていくのではないかと思います。

大事な場面で入れる練習

メンタル面の練習で言えば、緊張感を持って練習するといった方法の他に、大事な場面で”入れきる”という練習を良くするようになりました。”最後の一投”で負けた経験は誰にでもあるのではないでしょうか。トッププロを見ていて、すごいと思うのは、この”最後の一投”を決めきるんですよね。自分に足りないところは、そこだと思ったので、ここも重点的に練習するようになりました。

自然体で投げる

緊張した場面や、大事な場面で入れきるには、できるだけ身体を自然にしておくことが大切です。

安定してダーツを投げたいなら、身体のゼロポジションを見つけよう
ダーツを投げる時に、フォームを気にする人って多いと思うんです。 フォームを作る上で色んな要素がありますが、ぼく…

自然に投げれていない状態というのは、身体のどこかに、無理な力がかかっている状態です。こういう状態では、ベストパフォーマンスを発揮することができません。自分の身体を向き合い、自然な状態を見つけることで、ベストなパフォーマンスを発揮しやすくなります。

今取り組んでいること

プロで戦っていくために、今取り組んでいることです。

無意識でできることを増やす

今までは、”こうしよう”と決めて、ダーツを投げていたのですが、より自然体で投げれるように、意識する部分を減らす作業をしています。無我の境地といえば、とても格好いいですかね。意識する部分を減らして、より純粋にダーツを楽しもうという取り組みをしています。これが上手くいけば、もっと真剣に、もっと楽しく、ダーツに、一試合一試合臨むことができるのではないかと、とても楽しみにしています。

ルーティンを作る

無意識でできることを増やすために、ルーティンを一つ一つ身体に染み込ませているところです。他のスポーツでも注目されているということで、ダーツにも取り入れてみたいと思っています。トッププレイヤーは、少なからずこのルーティンが確立されています。動画を見ても、同じ動きの反復作業に見えるのは、ルーティンが確立されているからではないかと思います。

フォームを変えない

このレベルになってくると、どうしても自分のフォームとか、バレルとかを変えて、少しでもダーツを良くしたいという気持ちが出てくるんですよね。正直昨年は、フォームを一から作りなおそうとして、スランプに陥ってしまいました。フォームは、変えるのではなく、修正するという風に考えています。決してベースは変えません、ただ所々修正はかけていくイメージすね。バレルもコロコロ変えていたいのですが、最近は変えないようにしています。(もちろん趣味であるダーツコレクションは増え続けていますが…)


あくまでぼくが上手くなるためのプロセスなので、他の人に当てはまるとは限りません。ただ一貫して取り組んでいることは、”TRY&ERROR”を繰り返すことです。色んな理論や考え方、昔に比べてダーツの上達がしやすい環境は整っているのではないかと思います。色んな情報がある中で、自分で取捨選択して、自分なりのダーツを見つけてみてはいかがでしょうか。

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