ダーツは、狙ったところにダーツを投げるというスポーツです。
狙ったところに投げる
決して投げ方とかにルールがあるわけではなく、スローラインを超えずにさえいれば自由に投げて大丈夫です。
だから無理に身体を固定したりフィニッシュの形を決めたり、ラインをイメージできなくても入ればいいんですよね。もちろん入りやすくする要素として、上記のような決め事ができているのだと思います。
ただ決してそれができたからといって、ダーツが入るというわけではありません。
動画で学ぼう
この動画を見てみて下さい。
9本の内、5本もインブルに入れています。
これが人間業というんだから驚きです。しかもリリース終わりの形を決めていたり、身体を固定していたりはありません。
狙った場所に投げる
自然に”狙った場所に投げる”ということができています。
試合で入れ続ける選手は、普段からこれだけ狙ったところに入れる能力があります。だからこそ、9dartsフィニッシュができたり、180を連発できたりするんですよね。
欧米の選手は試合で実力以上の力が発揮できるのかと思っていましたが、練習でこれだけできているからこそ、試合であれだけのパフォーマンスが発揮できるのではないかと思いました。
目指すレベルとしては、やはりこれです。
試しにインブル狙ってみた
試しに9本インブルを狙ってみたところ、入ったのは2本でした。確率22%です。
試合という場面だとさらに確率は下がるでしょう。これが今の実力だと思います。
インブルを狙わないといけない場合で、自分だと10本中、1,2本程度しか試合を決めるダーツが打てれないということです。
また今回、インブルだけを狙うというダーツをしてみて気づいたことがあります。
フォームを気にしがち
“そこ”に入れたいということだけに集中します。
するとそれまで気になっていた肘の角度とか、肩の角度とか、リリースのタイミングとか気にならなくなりました。
いかに普段”狙う”ということ以外に、集中力をとられているのか気付きました。
“狙う”ということに集中できていないのに、ダーツが入るわけないですよね。この辺り新鮮な感覚を掴んだ気がします。
自然に狙う意識
“狙う”ことに集中して、自分の投げているフォームを録画で見てみると、全く淀みなく、全体として、身体が”狙う”ためだけに動いていました。
フォームが気になっている方は、この記事を読んでいる方にも多いと思うので一度全て忘れて素人のように、”狙う”ことだけに集中してみてはいかがでしょうか。
もしかすると色々考えて投げるより、ダーツが入るかもしれませんよ。
よかったら参考にしてみて下さい。