ダーツで求められる脱力とは何なのか

ダーツとは脱力のスポーツだと言われます。でも脱力とはどういう意味でしょうか。本当に脱力したら、立つこともできませんし物を投げることはできません。

ダーツで言う脱力について定義したいと思います。

[結論]脱力とはリラックスのこと

なんだそんなことかと思うかもしれませんが、脱力とリラックスは本来全く違うものです。

脱力とは辞書で調べてみると「力が抜けて、ぐったりしてしまうこと。また、意欲・気力が衰えること。気持ちの張りがなくなること。」だと定義されています。

こういった状態でダーツを投げることは不可能です。ではリラックスとはどういう意味でしょうか、辞書で調べてみると「緊張をとくこと。くつろぐこと。」だと定義されています。

つまりダーツで一般的に言われている脱力はリラックスすることと同意義だと考えられます。脱力して投げるとは、「緊張を解いて投げること、くつろいで投げること」だと定義されます。意外に理解してなかった人も多いのではないでしょうか。

だから無闇矢鱈に力を抜いてしまっても意味がありません。ここからは脱力のことをリラックスと言い換えますが、リラックスして投げるとは、筋肉を弛緩させておいてインパクトの瞬間に筋肉を逆に緊張させることを言うのではないでしょうか。

常に筋肉を緊張状態にしているとミスが起きやすいので、インパクトの瞬間以外は筋肉を弛緩させておく技術のことをリラックスと呼ぶのではないかと思います。

ではどうやってリラックスした状態を作れるのでしょうか。いくつか方法を記載してみたいと思います。

笑顔で投げる

筋肉の弛緩させるのに最も効果的なことは、笑顔を作ることです。

笑顔を作ると、楽しくもないのに脳が楽しいと錯覚してしまい、リラックス効果があると言われています。だから投げる時に笑顔で投げてみて下さい。トッププロでも、鈴木猛大(すずきたけひろ)選手などは笑顔でダーツを投げていたりいます。

これはリラックスさせるようにもっていく技術なのかもしれません。

楽しいイメージ

笑顔で投げれない場合は、楽しいイメージで投げるようにトレーニングしてみて下さい。

投げることは楽しい、狙うことが楽しい、入ることが楽しいというイメージを持つことです。そうするだけでリラックスして投げることができます。決して追い込んで投げたりしないようにしましょう。そういう精神状態では強張ってしまうように、体の機能は作られています。

以上

脱力して投げるというのはリラックスして投げるという意味と同意義です。

これを知らずにただ力を抜けばいいと思ってると、逆に無意識で力が入ってしまうことがあります。そうではなく意識して筋肉を弛緩させる、できれば無意識で筋肉を弛緩させる技術のことをリラックスと呼びます。

ダーツでもこういった技術を身に着けれるかどうかで勝敗が分かれてきますので、意識して練習してみて下さい。

よかったら参考にしてみて下さい。

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