ダーツを親指に乗せて、投げる。

グリップで力んでしまう時は、親指を意識してみる。

グリップで、「グッ」って力が入っている時は、大概ダーツを親指と人指し指で挟み込みすぎていることが殆どです。グリップが力んでしまうと、前腕や上腕が力んでしまい、上半身、また下半身にも影響してしまいます。下半身が固まってしまうと、それこそイップスの原因にもなりかねません。

「神が細部に宿る」じゃないですけど、「上達はグリップに宿る」んじゃないかと思います。リラックスしてグリップできていれば、身体全体がリラックスすることができます。

ダーツ 朝倉聖也

先日、JAPANで2連勝した、朝倉聖也(あさくらせいや)選手も、ユーミング時にグリップをリラックスさせる動きをしています。

んじゃどうしたら、リラックスしてグリップができるのということですが、親指に乗せてから、人差し指で挟み込むようにしたら良いのではないかと思います。

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野毛駿平(のげしゅんぺい)選手のグリップ

一度親指に乗せるっていうのが、とても大切なアクションです。そしてその親指に乗せたまま、テイクバックして、そのままリリースするというイメージを持ってみて下さい。

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野毛駿平(のげしゅんぺい)選手のリリース

親指に乗せたままリリースができれば、こういった形に手が延びてくるのではないかと思います。他のトッププレイヤーも、リリース時点で殆どの方が、親指がリリース時に、ターゲットに向いています。

これを仮に人差し指を起点に、グリップしてしまうと、人差し指というのは、ダーツの上から覆いかぶさる指です。ダーツというものは、上に飛ばしていかないといけないので、上から覆いかぶさっている人差し指は、邪魔でしかないんですよね。だから、ダーツが引っかかるということが起きてしまいます。また無理にリリースしたいがために、無理のあるフォームになってしまったりします。

それに比べ、親指は、ダーツを下から支えているため、上に飛ばす作業をする時に、全く邪魔になりません。下から上に、親指で押し上げていくイメージでしょうか。ちなみに、親指に最後までダーツが乗ってリリースができれば、流行りの左回転がダーツにかかります。トッププロの殆どが、ダーツについて左回転か、無回転ですが、これは親指にしっかりダーツが、乗っているからです。

よかったら参考にしてみて下さい。

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