ダーツが一段階上手くなりたいのであれば、スタッキング技術について知る必要があります。
このスタッキングという言葉ですが、英語表記だと「Stacking」になります。意味としては、積み重ねるという表現で使います。
一時期日本でも流行ったスポーツスタッキングでも、同じStacking(スタッキング)という言葉が使われています。
一から学ぶダーツスタッキング技術
今回は、そんなスタッキングについて書いていこうと思います。
長くなるので、まずはソフトダーツ編について説明していきます。
ソフトダーツのスタッキング
ソフトダーツのスタッキングにおいて重要なことは、『下』から重ねていくということです。
ちなみにハードダーツは、『上』から重ねていきます。
これだけ覚えれば、スタッキングの基礎知識は十分です。
下から重ねる
ぜひこの下から重ねていくということを覚えて下さい。
だから最初の1本目は、重ねやすい位置に入れる必要があります。
20Tを例に説明していきましょう。
20Tの下面に入れることができれば、2本目3本目と入れやすくなります。
なぜならダーツの軌道上山なりに飛ぶので下面にダーツがあると、次に投げるダーツの邪魔になりづらいという理由があるからです。
こうやって積み重ねていくことをスタッキングといいます。
上面にダーツがあると入りづらい
逆に、下からではなく上面にダーツが入った場合について見ていきましょう。
こうなるとやっかいです。
次も20Tを投げようと思っても、1投目が邪魔で投げることができません。
この角度だと、中々見づらいので正面から見ていきましょう。
正面からだとわかりやすいのですが、20のトリプルリングが全く見えません。
この場合、2投目、3投目を上手く投げれたとしても、1投目のダーツが邪魔で弾かれてしまうかもしれません。
こういった場合は、立ち位置を変えて狙う必要が出てきます。
立ち位置を変えると今まで投げていたリズムが崩れますし、また目線も変わるので違和感が出てくることがあります。
だからそうならないためにも1投目は、下面に入れる必要があるのです。
ソフトダーツのスタッキングは『下』から入れる
こういった理由から、ソフトダーツのスタッキングは下から入れる必要があります。
実際スキルが無くて下面が狙えない!という人でも、知識だけは覚えておきましょう。
この基本を知っているかどうかだけで、ダーツのスコアが全然変わってきます。
おわりに
今回は、ソフトダーツに置けるスタッキング技術について見ていきました。
トッププロの試合を見る時も、このスタッキングについて注目しながら見てみて下さい。20Tを狙って上面にダーツが入った場合は、2投目19Tに狙いを変えています。
こういう知識がついてくると、よりダーツが楽しくなってくるのかもしれません。
よかったら参考にしてみて下さい。