ご存知、星野光正（ほしのみつまさ）選手がTARGET（ターゲット）社から出しているPYRO（パイロ）シリーズのモデル第３弾です。
良さそうだなと思いつつも、太いかも？という懸念があり今まで投げていませんでした。投げてみましたので、レビューを書いてみたいと思います。
PYRO.3（パイロ.3） 星野光正モデル
- 長さ 39.0mm
- 重さ 17.0g
- 最大径 7.8mm
投げてみた感触で印象的だったのは、バレル後方部のカット構造です。デルタカットが、いい具合に配置されていてグリップ時の安心感を感じることができます。星野光正（ほしのみつまさ）選手が言うように『持っている』という実感が湧きやすいように設計されていると感じました。
ただ通常デルタカットについては、カットが掛かりすぎるというネックもあります。カットが掛かりすぎるということで弊害が出るのがリリースです。リリース時に、引っ掛かりすぎると必要以上にリリースの手を広げる必要が出てきます。
このリリースの手を広げるという行為が大きすぎるとダーツに上手くパワーが伝わらないというパワーロスに繋がることがあります。
その辺り、このPYRO.3（パイロ.3）は上手く調整されていてカットの凸凹に工夫をしているそうです。確かにデルタカットの良さを残しつつ、抜けが気にならないダーツに仕上がっていて感心しました。
この辺りは実際に投げてみないとわからない部分かもしれませんが、普通これだけ最大径が太いバレルだと抜け感が気になります。しかしPYRO.3（パイロ.3）は、投げててもあまり抜け感を気にしなくて良いようにバレル設計がされていると感じました。
もう一つこのPYRO.3（パイロ.3）の劣化版も投げました。PYRO80 G3(パイロエイトゼロ ジェネレーションスリー) という名前のバレルです。感触としては、このモデルも悪くなかったんですよね。サイズ感は、PYRO.3（パイロ.3）そのままにタングステンの質量とカットが変更されています。
個人的には、この劣化版モデルでも十分投げれました。値段も半額ですし、初心者用としてオススメしても良いのではないかと思いました。
未だに人気が衰えない星野光正（ほしのみつまさ）選手は、尊敬します。
私がダーツを始めた頃から人気があったので、既に10年以上人気があることになります。実際にお会いしたこともあるのですが、ファンを大切にする素晴らしい人でした。
SUPER DARTS 2017（スーパーダーツ2017）にもファン人気投票で選出されています。一時期は調子を崩していましたが、最近ではTHE WORLDをメインに上位入賞も果たしているので、SUPER DARTS 2017（スーパーダーツ2017）での活躍も期待できそうです。
見に行くと思うので、ぜひ楽しみたいと思います。
