[ダーツ]リリースの正解は果たしてあるのかパート2

リリースについて部分的に作っても意味がない、全体のリズムで考えた方が簡単ですよという話をさせて頂きました。

[ダーツ]リリースの正解は果たしてあるのか
リリースについて正解はあるのでしょうか。 リリースについては、大きく二つに分けられます。ダーツを離す瞬間と離したあとの形です。 ...

詳しくはこちらを見て下さい。

リリースはあくまで結果であって作るものではないとお伝えさせて頂きました。ではリリースは作るものではないし自然にしていればいいのかというと、半分正解で半分間違いです。リリースについては一連の動作の結果であるとお伝えした通り、リリースだけを変えることはできません。

ではイメージ通りのリリースを行いたい場合どうすればよいのでしょうか。

[結論]全体のゴールイメージから逆算してフォームを作る

リリースのイメージがあるのであれば、そのゴールイメージから逆算してフォームを作ればいいのです。

リリース 逆算

リリースの形から逆算してテイクバックの位置やセットアップの位置を決めれば良いのです。特に初心者のうちはリリースイメージといっても、想像しづらいでしょうからこういう風に腕の動きをリリースの形から逆算で作っていくことをオススメします。またできれば腕だけで行うのではなく、全身の動きを逆算で考えるようにしてみたら良いかもしれません。

女子のトッププロにおいては試合であっても、こういう風にリリースの形から逆算でセットアップする人が多いです。この動きがルーティンに組み込まれている人も多いです。慣れてくれば逆算でセットアップする動作を省いても良いかもしれませんが、慣れないうちはこういう風にイメージ作りをやってみて下さい。

またリリースの形から逆算してセットアップするやり方についていくつかポイントを書いておきます。

フィニッシュの形がズレても気にしない

リリースの形から逆算して考える方法は、あくまでイメージ作りの練習です。なのでもし実際に投げた時にフィニッシュの形がズレていたとしても気にしないで下さい。

これは再三お伝えしている通りフィニッシュの形だけ修正することはできません。フィニッシュの形がイメージとズレている場合、それはリリース以前に問題があることが大半です。

それを修正していく作業が練習なので、逆算のイメージを取り入れたからといってすぐにリリースのクセが修正されるというわけではありません。イメージとリアルがなぜ違うのか、そういう考えるキッカケ作りに逆算のイメージが役立つと考えて貰ったら良いのかなと思います。

ターゲットにダーツを入れることが目的

リリースの形に拘る人にお伝えしたいことは、リリースの形を修正することがダーツの目的ではないということです。そしてターゲットにダーツを入れることがダーツの本来の目的だということです。

ターゲットにダーツを入れるために、ミスしにくいリリース作りをしていく必要性はありますが、たまに目的がキレイなリリースを作ることになっている人がいます。キレイなリリースをしたからといって技術点が貰える競技ではないので、必要以上に拘る必要はないと思います。

ターゲットにダーツを入れるという大前提の元でリリースを修正するという範囲で考えてみてはどうでしょうか。

以上

リリースについては一連の動作の結果なので、部分的に修正することは難しいです。

だからリリースについては神経質に気にする必要はないと思います。但しゴールイメージがあった方が投げやすいと思うので、そのためにリリースの形から逆算してフォームを作る方法をお伝えしました。

この逆算して投げるイメージができてしまえば、ある程度ダーツはまとまってきます。

よかったら試してみて下さい。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
この記事をお届けした
ナインダーツの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
スポンサーリンク
スポンサーリンク