【ダーツ】肘の高さで矢角度をつくる|脱力が苦手なプレイヤーが知っておいて損はない話

脱力がよくわからん

・脱力が苦手なんだよなー
・リリースが暴れる・・・
・手首の柔らかさが全然ない

そんな悩みをもっている方に読んでもらえたらという内容です。

今さらですがダーツの基本要素『脱力』について一から取りくんでいます。その中で一つ気づきがあったので書いてみたいと思います。

結論からいうと、『肘の高さ』を調整することで脱力がしやすくなるという話です。

なんだーそんなことかという人もいると思うんですけど、一周回って僕には新しい気づきでした。

脱力をゼロからやり直す

ダーツの基本要素『脱力』

ダーツに力はいらない。

初心者のころはこう考えることができていたのですが、ダーツ歴が長くなるにつれてそんな基礎をおろそかにしている自分がいました。

技術や練習量、経験がついてくると、脱力を意識しなくてもわりと入るようになってきます。

そして意識しなくなった脱力・・・

いまあらためてこの『脱力を極めよう』と頑張っています!

手首の柔らかさに衝撃をうける

なぜいまさら『脱力』に取りくんでいるかというと、この動画が衝撃的だったからです。

僕がダーツをはじめた頃にトッププレイヤーとして君臨していた松元大奉(DAI)さんの動画をみて「うわー、手首すげえ」と思ったのがきっかけです。

手首が柔らかい

テイクバックからリリースするときに、手首がしなるくらい脱力できています。

このような手首の使いかたは、Phil Taylor(フィル・テイラー)も同じです。

これがいわゆるコッキングという技術みたいです。

今まで言葉は知ってましたが、技術として身につけようと思ったことはありませんでした。

こんなスローしてみたい!と思い、そのため脱力に取りくんでいるわけです。

これまでの手首が固いフォーム

もう何年も手首を固めて投げるのがクセになっていて、そこから脱力するのは容易なことではありませんでした。

これまでのフォームを分析してみた。

ボードに対する矢角度が足りない

こんな感じです。

このままだと、ボードに対する矢角度が足りません。

そのため無理やり手首を返すことで矢角度を作っていました。

無理に手首を返すので、結果手首にテンションがかかり、固定されるような状態になるというわけです。

手首に無理なテンションがかかっている

これが手首固定の原因であり、脱力しづらい理由だったんです。

手首が固いと脱力が難しく、固いままリリースするのでフィニッシュで力が解放された指先が暴れるという悩みに苦しんでいました。

肘の高さをあげてみる

どうやったらここから基本フォームを極力変えずに脱力ができるのかなと考えました。

そして出た結論が『肘の高さを調整』するということだったんです。

『肘の高さ』を調整する

今までのフォームを見てもらえるとわかるんですが、肘の高さが足りず「肩ー肘」のラインが地面方向に向いている状態、そのため手首で無理やり矢角度を作る必要がありました。

それを変えてみました。

できるだけ肩ー肘のラインをボード方向に向けることで、手首が自然な状態でも矢角度が作れるようにしてみました。

注意したいのは、肩は無理にあげないという点です。

あくまで自然に肘があがる高さまで上げること。

  • 肘で高さを作るは、OK
  • 肩で高さを作るは、NG

肘を上げることで自然に引っぱられて肩が上がるのはOKですが、肩から無理やり高さを作るのは肩の可動域を狭めてしまうのでやらない方がよいです。

あくまで肘始動で、「肩ー肘」ラインを作ること。

肘の高さが手首脱力につながる

肘も別に無理くり力を入れてあげているわけではありません。

あくまで無理のない範囲で、肘をあげています。

ただ肘の高さを作れたことで、結果手首のテンションを解放することができています。

脱力をする!というより、自然と脱力しやすい状況を作る。

手首が脱力したので、テイクバック時にダーツの重みを感じやすくなりました。

手首がリラックしてるので重みを感じやすい

そのため松元大奉さんや神様Phil Taylorみたいに、リリース時に手首が遅れてくるという感覚がわかりつつあります。

手首固いなー・・・お悩みの方がいれば、手首が最大限脱力できるフォーム作りを考えてみて下さい。

目的は、あくまで「手首の脱力」=「ダーツの重みを感じる」こと、僕の場合は『肘の高さ』にヒントが隠れていました。

他の人に当てはまるかどうか、人それぞれだと思いますがよかったら参考にしてみて下さい!

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