強い相手と戦う時に、実力が発揮できないってことありませんか。
そのあたり考えてみようと思います。
強い相手に勝てない
例えば、
弱気なプレー
- 試合で有名プレイヤーと戦うと実力が出ない
- 平場で自分よりレーティングが高いプレイヤーと戦うと実力が発揮できない
- 通信対戦で自分よりレーティングが高いプレイヤーと対戦すると実力が発揮できない
強気なプレー
- 試合で無名選手に対しては、実力以上の結果が出る
- 平場で自分よりレーティングが低いプレイヤーと戦うと実力以上の結果が出る
- 通信対戦で、自分よりレーティングが低いプレイヤーと対戦すると実力以上の結果が出る
意識していないと強い
- 相手を意識していない状態の時は実力以上の結果が出る
- 相手を意識している状態の時は、実力が発揮できない
これ全部同じ心理状態が影響しているかもしれません。
相手に信用されるということ
羽生:大山康晴十五世名人は、「勝負の世界では仲間に信用されることが大切だ」とおっしゃっていました。
仲間同士の格付けみたいなものですね。「あいつは強い」と信用されていれば、仮に間違った手を指しても、相手が「何か深い考えがあるに違いない」と疑心暗鬼になってくれる。
仲間に信用されることが勝負に有利に働く、と。ただそれには信用されつづける成績と内容を残ることが大切なんですが…
ダーツではなく将棋の話ですが、羽生善治さんが分かりやすい勝負の話をしています。
将棋の世界って、ダーツと似てて勝負師が沢山存在するんです。また戦術だけではなく、メンタルも大切な競技です。
自分はどちらかというと、ダーツのトレーニングとして将棋の勝負をしています。将棋って、優勢になってから勝ちきるまでが難しいんです。
ダーツでも削りがよくてもフィニッシュが決まらないと勝てないですが、その辺りすごい似た感覚を味わうことができるんです。
相手を信用しすぎない
本題に戻りますが強い相手と対戦した時に相手の調子が悪そうでも、もしかすると持ち直しそうだな…とか思ってる時点で精神的に不利になっているんですよね。
だからボクは試合中相手のことを全く信用せず、自分のベストを尽くすことに専念しています。
幸いダーツに関しては格闘技やラリーがあるスポーツのように相手の動きに気をつける必要はなく、相手が叩きだした点数を確認するだけで十分です。
おわりに
実力が発揮できないと悩んでいる方は、一度相手を信用しないようにしてみてはいかがでしょうか。
また相手を信用しない代わりに、自分の実力を信用してみてはいかがでしょうか。
もしかすると今以上の結果がでるかもしれません。