このテーマについて、ダーツのプロ仲間と話していました。
皆さん大事な場面で、その一投が外れた時どうしますか?
- 反省する
- 切り替える
- 気にしない
- パートナーに謝る(ダブルスの場合)
話していると、この辺りのワードが出てきていました。
個人的には、どんな状況であれ『気にしない』が正解じゃないのかなと思っています。
なぜならワザと外そうと思ってダーツを投げている人はいないからです。
狙って入れるつもりで投げた一投が外れてしまっただけ。
投げた瞬間までは、その環境の中でベストを選択して投げていると思うんですよね。
それがたまたま外れてしまった。
これって反省しようにも、何を反省して良いかわからないのかなと思います。
投げた時と全く同一条件のシチュエーションは今後一生起きることがないので、このシチュエーションの反省をしても意味がないのかなと思いました。
全く同一というのは例えば、
- 投げる位置が数ミリ違わず同じ
- 会場の環境(音・温度・湿度・明るさなど)
- バレルコンディション
等々、これが全く同じ条件なんて有り得ないです。
だから『切り替える』という考え方や『謝る』という考え方も意味がないのかなと思っています。
なぜなら『切り替える』というのは、反省して切り替えているということです。
なぜなら『謝る』というのは、反省して謝っているということです。
それよりは外した事実を、『気にしない』というのが正解だと思いました。
気にしないというのは、最もメンタルが強い状態です。
なぜなら外してしまっても、「あれ、おかしいな?ま、いっか。次々~」で終わりだからです。
これってダーツは入って当たり前という自信がある人しかできないことだと思います。
そしてダーツをする上ではこういうメンタル状態を実力問わず持てている人が強いのも事実です。
例えば、普通に歩いていてつまづくとします。
これを気にする人っていないと思います。(怪我している方は例えから外しますね。)
なぜなら、歩くことは難しくないからです。
つまづいてしまって、
- 反省
歩き方の何が悪かったんだろう?
- 切り替え
よし次はつまづかないように、歩き方を変えていこう
なんて考える人はいません。
なぜなら皆んな普通に歩けるからです。
だからつまづいても気にしない人が大半でしょう。
これとダーツも同じです。
常に入るというメンタル状態であれば、外れても『気にしない』のが正解です。
「あれ?オレらしくないな。ま、いっか。」で気にせず、次の一投を投げれる人が強い人です。
ウジウジ悔やんでいる人より、確実に次の一投を決めてくるでしょう。
メンタルについては色々考えがあると思いますが、この考えがボクにとってベストかなと思っています。
みなさんはどんな風に考えますか?よかったら参考にしてみて下さい。