マッスルメモリーの話しについて続きを書いてみたいと思います。
まずマッスルメモリーとは何だろう?という方は、パート1及びパート2についてはこちらをご覧下さい。
マッスルメモリーから脳機能の話をさせて頂きました。大切なのはイメージ通りに体を動かせるのかどうかということでした。では実際にイメージ通りに体を動かせているか確認してみましょう。
直立で目を閉じて、腕が地面と平行になるように上げてみよう
まず直立で立って下さい。そして目を閉じて両腕が地面と平行になるようにあげてみて下さいい。そして目を開けてみて下さい。ちゃんとイメージ通り地面と平行に腕が上がっていたでしょうか。
腕が上がり過ぎていたりまたは腕が下がっていたりした場合、イメージ通りに体が動かせていないということになります。
この誤差が実際ダーツを投げる時のミスに繋がります。自分では真っ直ぐだと思って立っているつもりでも実はズレていたり、真っ直ぐ的に向かって投げたつもりでも投げれていないということが起こりえます。
目を閉じてダーツを投げてみよう
では実際に目を閉じてダーツを投げてみましょう。(周りに人がいる中でやると危険なので、安全性を確認してからやって下さいね。)
ダーツを投げてみましたか?しっかり狙ったところに刺さってますか?これがもしズレている場合は、普段目に頼りすぎて投げている可能性が高いです。
通常目から得る情報量は、五感の8割だと言われています。目の補正はもちろん大切なのですが、そもそも感覚がズレている中で投げているのでミスが起こりやすい状況にあるということです。
誤差が生まれたら喜ぼう
目を閉じて上手く投げれなかったとしたら、ぜひ喜んで下さい。
なぜならそれがあなたの伸びしろだからです。イメージ通りに体が動かせていない誤差が大きければ大きいほど伸びしろがあるという風にポジティブに考えていきましょう。
その誤差を無くしていく、イメージ通りに体を動かしていくというトレーニングが練習ということになります。こう考えたらワクワクしませんか?まだまだ上手くなるチャンスは隠れていますよ。
以上
思い通りに体を動かせているかということについて書かせて頂きました。
この目を瞑って動きを確かめるという動作は他のスポーツでも往々に取り入れられています。ダーツでも使える練習方法なのでぜひ試してみて下さい。
よかったら参考にしてみて下さい。