ダーツについて、いつから始めるのがいいのでしょうか。
そんなことを考えさせられる記事が、日経新聞2017年4月2日(日)に掲載されていました。
ダーツは何歳から始めても上手くなるのか
ボクにとっては、興味深い記事でした。
記事要約
記事について簡単に要約すると、運動機能について脳科学の分野から研究している記事です。
サッカーブラジル代表ネイマールとアマチュア選手の脳を比較してみたところ、運動野の活動についてネイマールの方がアマチュア選手に比べて「約10分の1」しか動いていないということがわかったそうです。
つまり息をするように自然に、サッカーボールを扱えているので他の選手に比べて脳のエネルギー消費量が少ないということでした。
また一流のピアニストにも同じ傾向が見られたとのことです。
そして運動機能について臨界期が12歳頃なので、幼少の頃より訓練していると神経細胞が発達しやすいらしいです。
ただ訓練次第では、いつからでも上達のチャンスはあるということが書かれていました。
感想
どうなんでしょうね。
ダーツの場合も、幼い頃からしていた方が有利なのでしょうか。
確かに現世界チャンピオンのマイケル・ヴァン・ガーウェンは、10代の頃からダーツをしています。
しかし偉大なチャンピオンであるフィル・テイラーは、30歳前後からダーツを始めたという話を聞いたことがあります。
幼少の頃よりダーツをしていれば、ダーツに対する神経細胞は発達しやすいのは間違いないです。
ただ訓練次第ではフィル・テイラーのように30代頃からでも世界チャンピオンになれることはありますし、さらにそれより遅くなったとしても可能性はあるのではないでしょうか。(そう信じていたい。)
何より大事なポイントは、運動野のエネルギーの消費量を少なくするということです。
つまり息をするようにダーツをすることができれば、脳のエネルギー消費量が少なくなり活動領域に余裕ができるので、より高いパフォーマンスが発揮できるということです。
やはりそのためには、ダーツを投げること自体を無意識でできるくらいの訓練量が必要だということでしょうね。
おわりに
興味深い記事だったので、取り上げてみました。
何歳からダーツを始めても上手くなるのか?
この問に対する回答は、ダーツをしている人の永遠の疑問かもしれません。
この脳科学の分野って面白そうですね。
また時間がある時にでも、関係資料を読んでみたいと思います。
面白いことがわかったら、またこのブログでも取り上げてみたいと思います。
気になる方は、ぜひチェックしてみて下さい。