ダーツが上手くなっていくためには、自分なりの縦ラインを作っていくことが大切です。
このブログでも既に取り上げたことがある話題です。
縦ラインが作れるとダーツが上手くなります。これは確実に言えることで、縦ラインが作れればミスが減ってくるのでそれに伴いレーティングも上昇するという仕組みです。
縦ラインでミスを防ぐって何?
例えば20Tを狙った時に、外れたとしても縦ラインが作れていれば20シングルにダーツが刺さるのでミスを最小限に抑えることができます。
この積み重ねが最終的に大きくスコアを変えてきます。
縦ラインを作るコツ
ではどうやって縦ラインを作っていけば良いでしょうか?前回は、親指に焦点を当てて考えを書いてみました。
今回は別の部分に焦点を当てて、縦ラインの作るコツを考えていきたいと思います。
中指の位置を意識してみよう
今回意識してみる部分は中指です。
中指の使い方を少し変えるだけで縦ラインを作りやすくなります。今回言っていることがもしわかれば、人にとってはミスがグンッ!と減るかもしれません。
中指の位置を意識してみようという話です。
リリース時に中指が人差指より外にある場合
中指の位置に注目してみて下さい。
中指がターゲットラインから離れています。この位置に中指があるとリリースの形が開いてしまうことが多いです。
メリット
主に押し投げするプレイヤーに多いリリースではないでしょうか。このリリースの良い点としては、手が開いているのでダーツを離すタイミングがわかりやすいです。
またダーツが手に引っかかるという不安は少なくなります。
デメリット
ただしその代わり人差指と親指の角度が広いので、ダーツへの力の伝わり方に気をつけていく必要があります。
ダーツに力が伝わりづらいため、どうしても押し投げで前方向のエネルギーをより加えていく必要があります。
このリリースだと横方向にもブレる可能性があり縦ラインが作りづらいので、スコアが中々安定しないかもしれません。(投げ込めば別ですが)
リリース時に中指が人差指より内にある場合
中指の位置に注目してみて下さい。
先程と比べて中指がターゲットラインに近いです。この位置に中指があると、リリース時の手が開きづらいことがわかるでしょうか。
メリット
人差指と親指の角度も狭くなり、ダーツに加える力の方向も先程より狭くなっています。こういうリリースをすることができれば、腕を縦に振ることができます。
またダーツに伝わる力の方向が先程よりも分散しづらいです。だから必要以上に押し投げをすることもありません。
余計な力を入れずに、投げることができます。
デメリット
意識しすぎると、リリース時に中指につられて人差指がダーツに引っかかることがあるかもしれません。
だからこそ細いバレル、主にはストレートバレルを使う方がより投げやすく感じると思います。
おわりに
少しの工夫ですが、リリース時の中指の位置について今回は取り上げさせて頂きました。
ターゲットラインに対して、どれだけ近い位置に中指を置けるかでリリース時の縦ラインの作り方が変わってきます。
小さなコツですが、これができるようになってから横ブレが少なくなりました。
中指が上手く使えるかどうかは、ダーツ全体のスキルアップにおいても重要な課題になります。縦ラインの作り方に迷っている方は、一度中指の位置を意識してみてはどうでしょうか。
もしかしたら、いい結果が得られるかもしれません。
よかったら参考にしてみて下さい。