ダーツの抜き方を理解していると楽にダーツは飛んでいくのではないかと思っています。
ダーツは上に抜く
ボードに向かってダーツを飛ばすのであれば、身長が2mくらいない限りダーツを上に抜いていく必要があります。
これは人それぞれではなく、物理的に仕方ないこと。
ではそこから逆算して、どのように上にダーツを抜いていくのかを考えてみます。
テイクバックで飛ばす準備をする
テイクバックは何のために必要なのという話ですが、これはリリースするための準備運動になるんでしょう。
リリース時に、ダーツをスムーズに抜くための準備をすること。
そのためのテイクバックです。
西谷譲二(にしたにじょうじ)選手のテイクバック
My grip pic.twitter.com/eKk2lPlebi
— 西谷譲二GeorgeNishitani (@GeorgeNishitani) 2018年7月18日
テイクバックでダーツを回しながらグリップを絞るような動作をしています。
こういう部分は、なかなか試合動画だとわかりづらい部分なので有り難いですね。
セットアップ時とテイクバック時に注目すると面白いです。
セットアップ時点
グリップの隙間に注目してみて下さい。
テイクバック時点
テイクバック時には、グリップを絞ることでターゲットに向かって投げる体制ができあがっていることがわかります。
ここまでくれば、あとはターゲットに向かって腕を出していくだけ。
グリップは絞ってもいいの?
過去にはグリップは動かさないもの、固定するものという通説がありましたが、僕はそう思っていません。
別に動かして気持ちよく投げれるなら、それも一つではないでしょうか。
体に気持ちよくない投げ方をしても、ダーツが楽しくなくなるだけです・・・
海外トッププレイヤーも、グリップを動かしながら投げている人が多くいます。
もちろん本番で同じ動作を繰り返すためには、練習量やリズムを確立する必要があることは言うまでもありません。
他のプレイヤーも研究してみる
僕の場合は、テイクバック時にグリップは絞りません。
どちらかというと、セットアップ時点でグリップができあがっているイメージでしょうか。
そしてリリースでは、別のやり方でダーツの抜け道を作っています。
マネしているのは、PhilTaylorのようなテイクバックです。
あとはダーツの側面を擦るイメージでダーツを前に出すだけ。
※ちなみに擦って飛ばす技術については、前にまとめてみたことがあります。ご興味があるかたは『≫2017年のトレンドは擦って投げるダーツが主流』をどうぞ!
リリースのやり方も色々あるので、色んなプレイヤーを研究してみるのも面白いですよ。
個人的には、日本人のフォームより海外選手のフォームの方が参考になることが多いです。
参考記事
色んなプレイヤーのフォームを見てみたい!という人にはこちらの記事もオススメです。
海外トッププレイヤー12選手のこれまでのスロー変遷動画をまとめています。