立ち位置について、今までボクはターゲットに向かって右側から投げるようにしていたのですが、これについて根拠はなく感覚的に気持ちいいから右側から投げるようにしていました。
でも今取り組んでいる課題は、脱力状態で体に負担なく投げるようになることです。そうなるためには、自分の中の『無駄のない真っ直ぐ』を見つける必要があります。
今の立ち位置は、無理に真っ直ぐを作っている感覚があり、このままではダメだと思い色々とトッププレイヤーを研究し、立ち位置変更に取り組んでいます。
結論
「骨盤、肩・肩甲骨は立ち位置に関係なく平行ラインにする。また目線とターゲットを結ぶライン上に手首を構える。またそのような状態を作りやすい立ち位置が望ましい。」
何とも文章にするとわかりづらいですが、上記結論になりました。
▼左側の例
知野真澄(ちのますみ)選手は、ラインの左側から投げている。
骨盤、肩・肩甲骨は並行ライン上にあり、また肘、手首、目線が同一ライン上になるように構えている。
▼真ん中の例
Michael van Gerwen(マイケル・ヴァン・ガーウェン)は、ラインの中心近くから投げている。
骨盤、肩・肩甲骨が並行ライン上にあり、また右足と重なるように、肩、肘、手首、目線も同一ライン上に構えている。
Phil Taylor(フィル・テイラー)は、ラインの中心近くから投げている。
骨盤、肩・肩甲骨が並行ライン上にあり、また肘を目標に向けた状態で、手首を目線上に構えている。
Gary Anderson(ゲーリー・アンダーソン)は、ラインの中心近くから投げている。
骨盤、肩・肩甲骨が並行ライン上にあり、また肩の延長線上に肘があり、手首を目線上に構えている。
▼右側の例
Raymond van Barneveld(ライモント・ファン・バルネフェルト)は、ラインの右から投げている。
骨盤、肩・肩甲骨が並行ライン上にあり、また肩とターゲットを結ぶラインに、手首を構えている。目線の中にテイクバックしていくため、若干テイクバック時に体が傾く傾向がある。
Michael Smith(マイケル・スミス)は、ラインの右から投げている。
骨盤、肩・肩甲骨が並行ライン上にあり、また肩とターゲットを結ぶラインに、手首を構えている。目線からは外れた位置にテイクバックをしている。
まとめ
という結論に当てはめると、どうやらボクの場合右側で投げるより左側で投げる方が、ストレスなくダーツが投げれるようです。
色々な位置から投げてみることで、新たな発見を手にすることができました。今後は、左側から投げる練習に取り組んでいきたいと思います。
また先輩プレイヤーから教えてもらった手っ取り早い立ち位置の見つけ方ですが、ターゲットやラインが何もない場所で、ダーツも持たずに目を瞑って自分のイメージ通りに構えて欲しいとのことです。
その状態をカメラで撮影し、トッププレイヤーのフォームと比べてみて、骨盤、肩・肩甲骨、また手首や肘、首等のフォームが似ているトッププレイヤーと同じ立ち位置から投げる練習をしてみると、自分に適した立ち位置が見つかるかもしれないとのアドバイスを頂きました。
立ち位置を決めてから、その後でグリップやテイクバック、リリースの形を見つけてみたら、意外に上達は早いかもしれませんね。
よかったらこちらの方法も試してみて下さい。