[ダーツ]前方逆Rが、手離れを良くする。

色んな砲弾型バレルを投げて、なんかようやくわかったことが一つあります。

TRiNiDAD Valero バレロ

砲弾型のバレルです。[デュラン]の形状と似ており、初心者から玄人まで投げやすい形状になっています。同じようなタイプとしては、別メーカーからでている[BABE(ベイブ)]バレルが似ているでしょうか。いずれも手にフィットしてとても投げやすいダーツになっています。

TRiNiDAD Lopez Type3 ロペスタイプ3 浅田斉吾考案モデル

こちらも砲弾型のバレルですが、前方部分が[バレロ]と異なっており、真ん中から前方に書けては逆Rというのか、少し絞るような形状になっています。もちろんこの形状もとても手にフィットしており、投げやすいダーツになっています。

この二つを投げ比べた時に、セットアップ時に、手に与える安心感はどちらも同じだと思いました。ただ一点リリース時の安定感については、違いが有りました。[バレロ]タイプのダーツは、リリース時にどうしても前方Rが大きく、人差し指に引っかかってしまうんですよね。なので人差し指を浅くするか、もしくは人差し指を立ててグリップする必要があるのかなと思いました。勿論、人差し指を浅くしても、立てても、グリップが安定するくらい、ダーツは太く投げやすいですが、グリップの形を決めちゃうなと思いました。

それに比べ、[ロペス3]タイプのダーツは、リリース時に人差し指が引っかかりにくいということがわかりました。これは前方の逆Rが、リリースの邪魔をしていないからだと思います。なので、人差し指を深くグリップしても、バレルにベタ付けで人差し指を付けても、リリースに何ら違和感がありませんでした。

もちろん投げ方にもよりますが、リリース時の抜けというものは、緊張した場面でとても有利に働きます。自分の理想とするグリップによって、やはりバレル形状というものはチョイスしないといけないと改めて思いましたね。

[エスダーツ]のサイトでできる、バレル比較ももう少しパターン分けされたら嬉しいですね。こういうグリップの人には、こういうバレルがオススメとかある程度決めてしまってもおもしろいかも。実際バレルデザイナーの方も、投げ方やグリップ、飛ばし方をイメージして、バレルってデザインしていると思うんですよね。なので、そういうデザイナー目線の発信も増えてきたら、よりユーザーは自分のイメージ通りのバレルをチョイスできる可能性も増えてくるかもしれません。

スポンサーリンク
スポンサーリンク