[ダーツ]身体を動かしちゃいけないという、常識は非常識。

年末、年始は、かなり密度の濃い練習ができました。

また練習だけではなく、時間に余裕があるので、ダーツ仲間と技術について話すこともできて、大変有意義な時間になりました。

その中で、「どうやったら上手くなりますか?」という永遠のテーマが出てきました。その人の場合、フォームは綺麗なものの、テイクバックからリリースについて、腕の反動だけを使った投げ方になっており、そのまま感性を突き詰めていくか、全く違うけどテイクバックの最下点を一定してみればというアドバイスをしました。

テイクバック最下点で、一度タメを作ってから、目標に向かって手を伸ばすという自分がやっていることをそのまま伝えたら、テイクバック最下点から、リリースの手が出ないというイップス症状がでました。

テイクバック最下点から、身体を前に移動して、リリースしていくんだよという体重移動の話をしたら、「身体って動かしてもいいんですか?」という話しがでてきました。

「なんで身体、動かしちゃダメって思ってるの?」と聞くと、「ダーツ初めて、すぐにそう教えて貰ったから」ということでした。

まず「身体を動かしちゃいけない」という常識は、非常識ではないかと思います。体重移動がないと、小手先だけで投げている状態になります。トッププロの映像を見ていても、動いてないように見えますが、動きに大小あれ、必ず動いています。動いていないと言われる、フィル・テイラーですら、テイクバック時に、少し身体が前傾します。大きな動きは必要ありませんが、この体重移動ができていないと、ダーツがとても難しくなります。

まずは技術論とかも、もちろん大事ですが、気持ち良く投げれることを大事にして欲しいですね。気持ちよく投げれてきてから、徐々にスタッツとか気にしていけばよいのではないかと思います。

あとこの体重移動について、また前傾するだけではなく、斜めに動く人がいたり、また飛び上がる動作とテイクバックをくっつける人がいたり、人其々です。あくまで「動いてもいいんだ」という前提を元に、自分なりのフォームを考えてみて下さい。

キャプチャ

身体は固定してと樋口選手に言えるかどうか。

また気づいたことがあれば、書いていこうと思います。

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