PERFECT第14戦静岡大会で、ポッと出てきては優勝しましたね。
なぜこんなに強いんですかね。
決勝でも圧勝でした。
松本恵(まつもとめぐみ)選手のフォームを見ている限り、常に同じことができているのかと思いました。
松本プロは相手がスローラインを越えるまで右足に荷重で待ち、そこから左足を出して4歩でスローラインに立つそうです。
もうこのレベルになると、ルーティンも確立されてて、歩くように自然にダーツを投げれているんでしょうか。
グリップについては、人差し指がバレルにすべて密着しているわけではないです。このグリップの利点としては、親指と人差し指でダーツを下から支えている形なので、上にダーツを飛ばしやすくなるんですよね。ダーツの”抜け”もあまり考えなくてよくなります。ダーツの”抜け”が気になるプレイヤーは、このグリップを真似てみるのも有りかと思います。また大事なのが、中指の支えです。この中指が、強すぎるとテイクバック時に、握りこみ過ぎてしまうので、ぜひ注意しながら取り組んでみて下さいね。
クローズスタンスです。クローズスタンスについては、村松治樹(むらまつはるき)選手のスローを考察した時にも書きましたが、毎回同じ状態で投げやすくなるんですよね。また身体が前傾しすぎることもなくなります。松本選手は、殆ど前傾はしておらず、真っ直ぐ立った姿勢で投げています。
※よければこちらの記事もどうぞ。
テイクバックから、一度溜めを作って、そこからターゲットに向かって真っ直ぐ手を出しています。とてもシンプルなフォームですが、無駄がなく綺麗なフォームです。
ダーツバレル【 TRiNiDAD Zamora 】トリニダード サモラ 松本恵考案
ダーツについては、同じモデルを使い続けているとのことです。事実このバレルは、とても投げやすいです。自分にとっては、少し軽いかなと感じてしまうのですが、テーパー自体は投げやすいので、このモデルで重くなれば、ぜひとも買いたいバレルです。
松本選手については、九州の大会で見ることはあるのですが、飛びが本当に綺麗です。またどういった状況であっても、マイペースで投げているなと感じました。自分のペースを崩さず、ルーティンを崩さず、バレルも変えず、同じことをやり続けていることが、松本選手の強さかもしれません。
また何か気づいたことがあれば、追記していこうと思います。