ダーツのことばかり取り上げているブログですが、取り上げていない分野がありました。
それはマンガです。
ダーツを題材にしたマンガでオススメしたいのは、『エンバンメイズ』です。
このマンガを知っていますか?
地下に広がる巨大なダーツ競技場を舞台に、巨万の富と、時に命を賭けて闘う裏世界のダーツプレイヤーたち!! “迷路の悪魔”と呼ばれる、すご腕ダーツプレイヤー・烏丸徨は、冷酷非道な借金取り・神谷を相手に一千万円を賭けてダーツで勝負をすることに。揺らがぬ心が放つ、必中の矢を武器に烏丸は悪辣非道な対戦相手を脱出不能の迷路へと誘い込む。刺激が突き刺さる爽快ダーツアクション!! 早くも話題沸騰!!
出典:amazon商品説明
先日6巻で完結したマンガなんですが、なんとダーツを題材にしたマンガです。
今まで意外にダーツを取り上げたマンガってなかったんですよね。基本的にダーツは『静』のスポーツなので、絵変わりが中々しないのがマンガで取り上げられない理由かな?と思っていました。ただそんな中、ダーツ+賭けマッチという組み合わせで書き上げたのが、このエンバンメイズというマンガです。
先に言っておきますが、「ありえないでしょw」というダーツが展開されていきます。ハットトリックなんて当たり前ですし、TON80すら当たり前の世界です。
なんなら3本一気に投げて、全て20Tに入れます。
しかも両手で投げて、全て入れるのも当たり前です。
真剣にダーツに取り組んでいる人からすると「それはないないw」という内容なんですが、あまりにぶっ飛びすぎて逆に読めてしまいます。ボクも1巻を読んでいる時は違和感だらけでした。心の中で、ツッコミを入れまくっていました。ただ不思議なもので、4巻辺りからTON80が出続けるシーンに慣れてしまっている自分がいることに気づきました。
もう麻痺してからは、こんな意味のわからないシチュエーションでも普通に読んでいました。ダーツの軌道をイメージして投げるとか、バカらしくなりそうです。ぶっ飛び過ぎているマンガですが、逆にこれくらいぶっ飛んでいる方が読めちゃうのかなと思います。そしてダーツが有名になるためには、こういうマンガとかで取り上げられるのが必須だと感じています。
なぜならサッカーでいえば『キャプテン翼』とか、野球で言えば『巨人の星』とか『ドカベン』とか、ボクの世代より昔のマンガですが今だに書店に並んでいます。またマンガを読む中で必然と、スポーツのルールにも詳しくなっていきますからね。
『キャプテン翼』とか『巨人の星、ドカベン』なんかも有り得ないシーンの満載で、でもそれが面白くて真似したりしていました。マンガに影響されてサッカーとか野球を始める人も結構いました。そんな感じでダーツもマンガに影響されて始めました!とかいう人が出てくると、さらに人気が出てくるのかもしれません。
まだ読んでいない人は、ぜひ一度読んでみて欲しいと思います。
ただ影響されすぎて、こんな危ないことはしちゃダメですよw
今回は、ダーツ論以外のことも書いてみました。
ダーツ好きな人も、マンガ好きな人も読んでみて下さい。
エンバンメイズは6巻で完結しますが、単純にストーリーも良かったですよ。