先日整体師のおっさんとの話を書いてみたのですが、実は他にも色々話しています。
今回は、骨について別の話しをしてみようと思います。
その中でも、テイクバックと橈骨の関係性について書いてみようと思います。
テイクバックと橈骨の関係性
テイクバックする時に、どこを意識していますか?
ボクは、おっさんに教えて貰ってから橈骨を意識するようにしています。
橈骨を意識してみよう
ちなみに、これ「橈骨」と書いて「とうこつ」と呼びます。
前腕には、2つの骨があります。
まずこれを覚えましょう。
2つの骨は、橈骨(とうこつ)と尺骨(しゃっこつ)です。
親指側の骨が橈骨で、小指側の骨が尺骨です。
前腕はココだよ(復習)
ちなみに前腕は、前方の腕のことです。
この前腕が、2本の骨で出来ているということです。
ダーツのテイクバックに必要な動作
そしてダーツでテイクバックするためには、この2本の骨を交差させる必要があります。
こうやって橈骨と尺骨を交差させます。
ダーツの場合、橈骨と尺骨を交差させてグリップしています。
単純に前腕だけ見れば意識できない部分ですが、ダーツは意外と複雑な骨の使い方をしているのです。
知らなかったという人は、まずこれを理解してみましょう。
ダーツのフォームを解剖
ダーツのフォームを、骨単位で解剖するとこのような図になります。
尺骨がターゲット側に向いており、橈骨が自分側に向いています。
前腕を地面から垂直にしようとすると、骨の中では尺骨が地面に対して大体垂直になるようになります。
尺骨が強く作用するとテイクバックができない
以前まで、ボクは殆どテイクバックができませんでした。
それはなぜかというと、地面から前腕を垂直にする意識が強すぎたからです。
前腕を地面から垂直にしているということは、骨レベルでは尺骨が地面から垂直になっています。
ここは感覚の部分なので文章化するのは難しいのですが、尺骨の意識が強すぎると「前に対する意識」が強くなりテイクバックがしづらくなります。
本当は神経とかも関係あるのですが、ここでは簡単に尺骨が原因だとします。
テイクバックするなら橈骨を意識
ではテイクバックをするためにはどうすればよいでしょうか。
ここで冒頭に話した橈骨が出てきます。
テイクバックするためには、橈骨を意識しましょう。
橈骨側を意識することでテイクバックするのが楽になります。
そうはいっても、橈骨を意識するのは難しいかもしれません。
そういう方は親指と人差指を脱力させるような感覚で腕を畳んでみて下さい。
そうすれば、綺麗にテイクバックができると思います。
おわりに
今回は、橈骨についての話をしてみました。
ボクと整体師のオッサンが色々と話しているだけなので、必ずしもこれが全てではありません。
ただ前腕に骨があるのは事実ですし、テイクバックには橈骨の使い方がポイントになってきます。
ちなみに尺骨はリリース時の使い方が大切になってくるのですが、また長くなりそうなので別の機会に書いてみたいと思います。