ダーツにおける集中力の高め方について書いてみたいと思います。
ボクが実践している方法もありますし、他の選手から聞いて参考にしているものもあります。
もし合いそうなのがあったら試してみて下さい。
ルーティーンを決めよう
集中力を高める上で、プロスポーツ選手の多くが実践している方法がこのルーティンを決めることです。
ルーティンを決めることによって、いつもの状態をイメージしやすくなります。会場の環境や雰囲気は、試合によって様々です。
そういった変化する状況の中でも、変わらないもの=ルーティンを作ることで成功体験を再現しやすくしています。
試合会場への入り方や、試合前のアップの方法、また試合前の決め事等それぞれトッププレイヤーはこういったものを持っています。
音楽を聴く
音楽を聞いているプレイヤーも多くいます。好きな音楽を聴くことでいつもの状態を作りやすくします。
また音楽を聴くことでリラックスできたり、のめり込めたりするので上手く利用してみても良いかもしれません。2016年PERFECT(パーフェクト)年間チャンピオンの浅田斉吾(あさだせいご)選手も、良くインタビューで音楽の話をします。
練習時点から同じ音楽を聞いていると、より試合会場でのリラックス効果が増します。お気に入りの音楽でプレイリストを作ってみてはどうでしょうか。
耳栓
もちろん試合に入る直前につけることが殆どですが、耳からの情報を遮断することでダーツに集中することができます。
お酒を飲む
ダーツをしているプレイヤーの多くは、お酒を飲んでリラックスしたり集中力を高めることをしています。
トッププレイヤーでも、朝からビールや焼酎などを飲んでる人が結構います。以前お酒でダーツが上手くなる?!という記事でも取り上げたことがあります。アルコールを摂取することで、手の震えや緊張が和らいだり不安に関連するセロトニン濃度を下げる効果があるようです。
プロスポーツとしてお酒はどうなのか?という意見があるのも確かです。ボクは上手く調整できないのでダーツをしている時にお酒は呑みませんが、実際にお酒を武器にしている選手は数多くいます。
栄養ドリンクを飲む
栄養ドリンクを飲んでいる選手も多いのではないでしょうか。特にMONSTER(モンスター)とかRedbull(レッドブル)を飲んでいる選手を良く見ます。
健康には良くなさそうですが、集中力はある一定時間保たれます。
呼吸を整える
呼吸を整えることもメジャーになりつつある方法ではないでしょうか。事実、腹式呼吸をすることでセロトニンという物質が分泌されリラックスしやすくなるようです。
詳しくはこの本で学んだのですが、オヘソの下辺りを意識して呼吸をすることでセロトニンを分泌しやすくすることができます。
ダーツの場合大事な一投の場面では緊張しやすいので、そういう時は意識的に呼吸を整えててみるのも良いかもしれません。
ガムを噛む
ガムを噛んでいるプレイヤーも多いです。
ガムを噛むとリラックス効果があります。すでに有名になりつつある方法です。また噛むという動作を意識的にすることで体のリズムを取りやすくします。できれば砂糖無しのガムの方が、長時間リラックス効果は増すでしょう。サッカーや野球でも取り入れられている方法です。
ダーツの場合、相手が投げている時に待ち時間があるのでその時に集中力を切らさないようにするためにガムを噛んでリズムを取るという方法はありかもしれません。
睡眠
集中力を持続させるためには、しっかり寝ることが大切です。
寝ることで集中力が増します。例えばダーツと関係はないですが、テスト勉強をするときも一夜漬けで寝ないで勉強するより、前日に寝たほうが集中力や記憶力が増すという研究結果がでています。
コンディションを整えるためには、寝ることが最も大切です。寝るのも練習の一つとして考えるくらいでいいかもしれません。
おわりに
いくつか集中力の高め方について書かせて頂きました。ただここに書いたこと以上に集中力を高める方法が一つあります。
それはダーツを楽しむということです。
楽しいと感じている時は、集中しようと思わなくても勝手に集中できています。できればこの状態を作れることが一番大切です。試合でダーツが上手く投げれないときでも、楽しむという気持ちで投げていれば自ずと集中力が増し、結果いいダーツができることでしょう。
色んな集中力アップの方法を試してみて、自分自身の成功パターンを探してみてはどうでしょうか。
また効果的な方法があれば、また書いていきたいと思います。よかったら参考にしてみて下さい。