最近カウントアップの利用方法を見なおしています。
カウントアップについて、どんな感じで皆さん利用していますか?
ぼくは、ダーツを始めたころ、カウントアップで高い点数を取るのが楽しすぎて、点数を取ることばかりに集中していました。当時の目標は、カウントアップで1000点を出すことでした。もう10年程前になんですが、当時はカウントアップで1000点を超えるプレイヤーは、一目置かれる存在だったんですよ。今は、1000点じゃあまり驚かれなくて、1200点くらいないと一目置かれない時代にはなってるかと思います。
今まではカウントアップについて、点数が取れれば別にいいや。カウントアップのランキングで、1位になれたら、別にいいや。という考えだったのですが、最近カウントアップへの取り組み方を変えています。
何を変えてるかというと、”意識と宣言”です。
僕の場合、カウントアップについて、なんとなく始めるのではなく、「1200点を出す」と宣言して、BULLを打ち続けるということで、自分にプレッシャーをかけるようにしています。
今までは、HATTRICKが出たらいいな、このペースだと1200点いけるかなといった、曖昧な意識でゲームをしていましたが、そういう意識では、試合で全く使えない練習になっているんだと、気付きました。”なんとなく”だと焦るんですよね。「もしかして1200点出るかも?!」と思った瞬間に、身体は固くなり、ダーツは外れます。だからこそ、常にそのプレッシャーをかけ続けることで、”ここ一番”のダーツに強くなっていくのではないかと思います。
またカウントアップは、そうは言ってもあくまで練習なので、”意識”した時に、どういう風に身体が固くなるのか、どういう緊張が生まれるのか、じっくり自分で振り返る時間を取ることができます。試合だと、そうはいきません。緊張していようが、固くなっていようが、ここ1本入れたら、勝ちだと思っていますし、試合中に振り返りをすることもありません。
自分を見つめなおすという意味で、カウントアップは凄い便利だなと改めて思いました。上手い人で、カウントアップばかりしている人を見ては、「なんであんなにカウントアップが好きなんだろう?」と思っていた、過去の自分に謝りたいです。
意識を変えてから、カウントアップaveが、100点程変わってきました。まだまだ上がりそうな感じで、またダーツが一層楽しくなってきました。
ふと、[Phoenix]のランキングを見ていたら、村松治樹(むらまつはるき)選手は。カウントアップの平均で、1000点超えていますね。これは、本当すごいなー。
こういうレベルになれるように、まず今やっている取り組みを極めてみたいと思います。まぁ意識や取り組みについては、自分のステップアップと共に変化していくと思いますが、その際は、また書いてみたいと思います。